積立投資をはじめたい!でもなにから始めたらいいのかわからない!
この記事ではそんな方に向けて積立投資の始め方を解説しようと思います。
「投資初心者で証券会社とか銘柄とか複雑なんじゃないの?」と悩んでいた方はぜひ参考にしてみてください。
証券会社に登録する
証券会社に登録しないと何も始まりません。
なのでまずは証券会社を選んで登録する事がスタートラインです。
まずは楽天証券かSBI証券から始める
両社を比較すると手数料やポイントなど細かい違いはありますが、どちらを選んでも失敗ではありません。
・楽天のサービスをよく利用している人→楽天証券にする
・SBIネット銀行を利用している人→SBI証券する
このくらいの選び方でいいと思います。ちなみに私はどっちも使っています。
口座の開設は無料!おすすめはどっち?
楽天証券とSBI証券は両社とも口座開設が無料です。なのではじめからどちらも開設してしまうのが迷わなくて済みます。
開設だけして放って置いてもデメリットはありません。
証券会社を決めたら公式サイトの口座開設ページの手順通りに進めれば簡単に登録作業が出来ます。
同時に銀行口座に開設とクレジットカードの契約も進めよう。
選んだ証券会社と相性のいい銀行口座とクレジットカードも同時に開設することをおすすめします!
楽天証券なら「楽天銀行と楽天カード」をSBI証券と「SBIネット銀行と三井住友カード」を使用することで、証券口座と提携して手数料無料で入出金ができるなどお得なサービスを受けることができます。
銘柄を選ぶ
「証券口座の開設が終わったよ!次は何したらいいの?」
次は投資するインデックス投資信託の「銘柄」を決めます。
これも選び方におすすめがあります。
「全米株式」か「全世界株式」に投資しているインデックスファンドがおすすめ
「日本人なら日本株に投資したほうがいいんじゃないの?」
気持ちはわかりますがやめておいたほうが無難です。
日本の株は世界のわずか7%程度しかありません。しかも今後この比率は上がる見込みは薄いです。
それに比べて世界の株の58%は米国の株です。世界の経済を引っ張ってきたといっても過言ではない米国株のインデックスファンドは今後も安定してリターンを見込めるでしょう。
とはいえ2022年の米国の利上げの影響で米国株は株価下落し調整局面に入りました。
しかしながら長期投資的には値段が下がるのはデメリットだけでなくメリットにもなりえるのです。
同じ値段を出して購入するにしても値段が下がっているときに積み立てることが出来ればより多く購入することができます。
しかし近年のアメリカが世界をリードしていた大きな理由であるGAFAの成長に陰りが見えています。
・グーグル(Google、現アルファベット傘下)
・アップル(Apple)
・フェイスブック(Facebook、2021年10月よりメタに社名変更)
・アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)
ですので今から始めるのであれば「全世界株式」に投資し運用するインデックスファンドも選択肢として検討するべきだと思います。
世界の経済の成長にまるごと投資!
全世界株式(オールカントリー)に投資することで世界の経済の成長にまるごと投資してリターンを狙います。
「全世界株式」に投資といってもアメリカとカナダの株の割合が60%以上を占めているので「全米株式」と「全世界株式」を比較したときに大きく意味合いが変わるほど大げさな話ではないです。
投資信託の種類多すぎ!結局どれがいいの…
- 三菱UFJ国際 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 三菱UFJ国際 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
- 楽天 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT)
以上の4つが鉄板です。どれも楽天証券とSBI証券で購入することができます。
特にeMAXIS Slimの2つは大抵のインデックスファンドのランキングで1位と2位になるくらい人気も実績も高いです。
「比較しても違いがよくわからない…」という人はeMAXIS Slimの2種に均等に積立設定をしてしまっていいかもしれません。
ちなみに私は上記の4種類すべて保有していますが、最近はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のみ積立設定しています。
積立設定
証券会社を決め、投資するインデックスファンドを決めたら後は購入するだけです。
積立設定をして毎月決まった額を積み立てる
積立だから毎月決まった額を購入していけばいいんじゃないの?
その通りです!だけど毎月購入手続きをするのも面倒ですよね。
なので自動積立設定をすることがおすすめです。
一度自動積立設定をしてしまえば毎月決まった日に設定金額を購入してくれます。
あとは勝手にドルコスト平均法で時間軸のリスク分散と平均取得額のリスクを分散したインデックス投資が可能になります。
まとめ
積立投資の始め方をまとめると
1.証券会社の口座を開設する。
2.インデックスファンドの投資信託を選ぶ。
3.毎月の自動積立の設定をする。
この3ステップです。
「投資って慎重に進めないと危なくないの?」という疑問をもつ方もよく見受けられます。
「投資に絶対はない」という格言があるくらいですから慎重になるのも間違ってはいません。
ですが、早く始めて時間と複利の力を最大限に生かすのが積立投資の強みです。
まずは少額で自動積立を設定し、少しずつ投資というものに慣れていく。その上で自分の投資スタイル、投資との向き合いかたを考えてくことが資産運用で成功する近道ではないかと思います。
