積立投資って最近よく聞くけど始めたほうがいいの?貯金、預金じゃダメなの?
ダメではないけど今の銀行の金利は数十年前から比べたらびっくりするぐらい低いです!
なので今回の記事は、増やしたいなら投資したほうがいいよ!でもリスクは極力減らしてプロにまかせよう!
「時間の力」×「複利の力」
偉大な投資家が成功した理由
皆さんはウォーレン・バフェットという名前を聞いたことがありますか?
ウォーレン・バフェットは「投資の神様」とも呼ばれる史上もっとも成功した投資家と言われ、世界長者番付トップ10以内に位置し、その資産は日本円にして14兆円を超えています。
バフェットは10歳の時に本格的な投資を始めました。
そんなバフェットですが年平均のリターンを測った場合、史上もっとも優れた投資家ではないのです。
バフェットの資産の95%以上は、60代半ば以降に増えたものです。
「投資の神様」が成功した最大の理由はなんだったのか?
ウォーレン・バフェットは投資技術も優れていましたが、最大の成功の要因は長期間に渡って継続して投資したことによる「時間の力」でした。
雪だるま式に増えていく「複利の力」
金利(利子・利息)には「単利」と「複利」があります。
資産運用をする上では「複利」を生かしていくことが成功の鍵となってきます。
単利と複利って何が違うの?
単利とは「元本×利回り」で利子が決まることです。常に一定の元本に対して利子が計算されるため、毎回同じ額の利子が積み重なります。
複利とは「(元本+前回受け取った利子)×利回り」で利子が決まることです。
複利は元本に利子が加算されていくため、「利子が利子を生むサイクル」が発生します。これこそが複利の力の凄さです。
以下のグラフは毎月5万円を貯金した場合と、年率5%で複利運用した場合の比較です。

複利運用をすると20年後には700万円以上も差が広がっています。
また年数を経るごとに加速度に広がりが大きくなっているのがわかるかと思います。
これが「複利の力」です。
20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタインも「複利」の力のことを「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と称していました。
ドルコスト平均法でリスクを分散
一括投資は難しい
多額のお金で一括投資をしたほうが短時間で大きな利益を得られる場合もあります。
「安い時に買い」「高い時に売る」これが出来れば一括投資のほうが儲かります。
しかしながら、もし高いタイミングで一括投資してしまったとしたら損も大きくなってしまいます。
ドルコスト平均法とは
「安い時に買い」「高い時に売る」これを自動的に行う投資方法がドルコスト平均法と呼ばれる手法です。
「常に一定金額を、定期的」に購入する方法です。 投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量が多く、価格が高いときには購入量が少なくなり、平均購入単価を一定に抑えることが期待できます。
証券会社で積立設定をするだけで自動的にこのドルコスト平均法で投資が出来ます!
インデックス投資がおすすめ
インデックスファンドってなに?
インデックスとは特定のマーケットの動向を表す指標ことを指ます。
・日経平均株価:日本を代表する225社の平均株価
・NYダウ:ニューヨーク証券取引所並びにNASDAQに上場している代表的な30銘柄の株価
・S&P500種株価指数:ニューヨーク証券取引所並びにNASDAQに上場している米国株の代表的な500銘柄の株価
ファンドとは投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品で「投資信託」とも呼ばれます。
インデックスファンドは特定の指数への連動を目指して運用されるので、たくさんの銘柄を均等に購入します。
インデックス投資のメリット
リスクを分散した投資がお手軽にできる
インデックスファンドはたくさんの金融商品を均等に購入し運用されるので、インデックスファンドを1本保有することで広範囲にリスクを分散した投資をすることが可能になります。
少額から投資できる
現物株を持つには基本的に、100株単位での購入になります。
もし自分で個別に株などに分散して購入しようとすると大きい投資資金が必要になりますが、
インデックス投資なら、証券会社にもよりますが100円程度から購入できます。
銘柄選びに悩まなくていい
インデックスファンドは運用のプロ達が銘柄を選定してセット売りしてくれているようなものです。
・どのインデックスファンドに投資するか
・いくら投資するか
以上の2点を決めるだけであとはプロにおまかせで放って置くのが基本です。
まとめ
積立投資のポイント
積立投資を始める際のポイントをまとめると
- 早く始めて「時間の力」×「複利の力」を最大化する。
- 積立設定をして「ドルコスト平均法」で少額から投資。
- 「インデックス投資」でプロに運用をまかせる。
インデックスのリターンは?
一般的にインデックス投資はローリスクローリターンと認識されていますが、インデックス投資のリターンは低いとも言い切れません。
なぜならインデックス投資は多くのプロ投資家のパフォーマンスを上回ると言われているからです。
投資のスタートライン
プロですら苦戦する株式投資ですので、個人の投資家ならさらに一握りの人しか勝ち続けられないのが実情です。
ですので個別の株式投資にチャレンジしたい!という方も、インデックスを上回るパフォーマンスが出せるようになるまでは、まずはインデックス投資で投資の世界に触れてみることを検討してみてはいかかでしょうか。